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2014年8月18日月曜日

書評 『スルーされない技術』(石田章洋、かんき出版、2014)-「スルーされる人」 と 「スルーされない人」 の違いとは?


「スルーする」という表現がよく使われるようになったのはいつからか記憶にありませんが、「スルされた」ときの残念感はなんともいえないものがありますよね。

逆に「スルーする側」に立って考えてみると、多忙なときはスルーしがちですが、それはなにも悪気があってのことではありません物事には優先順位というものがあるし、みな忙しいのです。つまらないことにこだわって時間を浪費したくないし、精神的な疲労感はできるだけ避けたいから。

『スルーされない技術』(石田章洋、かんき出版、2014)は、これは使える技術です。「スルーされる人」 と 「スルーされない人」を対比させながら、「スルーされない人」になるためのコミュニケーション・スキルを教えてくれる本です。

とくに組織内でのコミュニケーション能力に不足しがちな人に読んでもらいたい本です。相手が誰であれ「人の心をつかんで離さない」ためのエッセンスを、フリーの放送作家としての30年の経験から抽出したものです。

そのエッセンスとは、「相手の心を一瞬でつかむ」、「つかんだら離さない」、「次回も観たい」(=会いたい)と思わせる3原則。テレビ番組そのものがそうですし、その企画を通すと言うことじたいが、この原則をはずれては成り立たないわけですからね。

著者は、スルーされる人に共通していることは、「コトバの温度が低い人」だといいます。テレビ業界ではよくそういうらしいのですが、言い換えれば「発言に熱が感じられない人」ということでしょう。つまり、なにがいいたいのだかよくわからない、なにを伝えたいのかよくわからないということです。

著者は、コトバは「手段」であって「目的」ではないと明言しています。コトバは「目的」を達成するための「手段」なのである、と。手段と目的は混同してはいけません。これはコミュニケーションの基本です。

本書の基本的なメッセージは、スルーされないためには「戦略」が必要であり、そのためにはさまざまな「戦術」があるということ、です。本書は、その「戦術」を「型」として簡潔に整理しているものです。

具体的なアドバイスは「目次」をみていただきたいと思いますが、サラっと読めるなかに、「これはなんだ?」というリアクションを誘発するであろうフレーズで「フック」をつくるなど、この本じたいが「スルーされない」構成になっています。

面白くて役に立つ実用書として、多くの人に勧めたいと思う次第です。



PS. この書評は、R+(レビュープラス)さまより献本をいただいて執筆したものです。






目 次

まえがき
第1章 「スルーされる人」と「されない人」の違いとは?
 伝わらないのは説明不足だからだと思っているあなたへ
  Q 一度に多くのことを伝えようとしていませんか?
 他人に バカ だと思われたくないあなたへ
  Q 相手の理解度に合わせて話していますか?
 観た映画や読んだ本をつい批評しがちなあなたへ
  Q ネガティブな言葉を使っていませんか?
 自分に 劣等感 を持っているあなたへ
  Q つい自分を飾ろうとしていませんか?
 自分自身の言葉にこだわっているあなたへ
  Q 名言のチカラを活用して話していますか?
 お世辞が嫌いなので他人をほめることがないあなたへ
  Q 絶対にスルーされない言葉を知っていますか?
 column 「SAVE THE CAT の法則」
第2章 スルーされない つかみ のルール
 つかみのルール1 リード から始める
 つかみのルール2 そこはかとない不安を煽って始める
 つかみのルール3 訴求ポイント で始める
 つかみのルール4 共感を得て始める
 つかみのルール5 サプライズで始める
 つかみのルール6 「サイレント」から始める
 つかみのルール7 謎 で始める
 つかみのルール8 相手の名前を呼んで始める
 column 「話すとは 放す ことである」
第3章 つかんで 離さない ためのルール
 引き寄せテクニック1 わかりやすく例えて引き寄せる
 引き寄せテクニック2 イメージが広がるように伝える
 引き寄せテクニック3 描写して伝える
 引き寄せテクニック4 レトリックを駆使して伝える
 引き寄せテクニック5 ストーリーを意識して伝える
 引き寄せテクニック6 ザイガニック効果を利用する
 引き寄せテクニック7  フック をかけ続ける
 使える(かもしれない) 例え 集
第4章 また会いたいと思わせる話の締めくくり方
 まとめ方のコツ1 トークや共感をもう一度レビューしてから、話を締める
 まとめ方のコツ2 「宿題」を出して、話を締めくくる
 まとめ方のコツ3 出発点に戻って話を締めくくる
 まとめ方のコツ4 「次の機会を楽しみに」させる
 まとめ方のコツ5 最後を「笑い」で締めくくる
第5章 明日から使える 伝え型
 スルーされない伝え型1 共感してもらえる型
 スルーされない伝え型2 謝って許してもらう型
 スルーされない伝え型3 時系列を超えたストーリーの型
 スルーされない伝え型4 伝えたいテーマにフォーカスさせる型
 スルーされない伝え型5 王道の伝え型
 スルーされない伝え型6 説明・説得する話の型
 スルーされない伝え型7 ナナヘソナスの法則
 column 人を感動させるストーリーの定石は「神話の法則」
あとがき に代えて -私はこうして「伝え方」を学んできました-



著者プロフィール

石田章洋(いしだ・あきひろ)
放送作家。日本脚本家連盟員・日本放送作家協会会員。1963年生まれ。岡山県出身。プランナー&ライターズオフィス、株式会社フォーチュンソワーズ代表取締役。日本大学在学中に三遊亭円楽(当時は楽太郎)に弟子入り。落語家になるも数年後、放送作家に転身。以来、30年近くにわたり、各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、あらゆるジャンルのテレビ番組で企画・構成を担当。構成を手がけた「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」は第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞するなど番組の企画・構成に関して高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)。




<ブログ内関連記事>

書評 『スーパー速書きメソッド』(石田章洋、 マイナビ新書、2014)-ビジネスパーソンに不可欠な文書コミュニケーション術
・・同じ著者による「書くコミュニケーション術」

『伝え方が9割』(佐々木圭一、ダイヤモンド社、2013)-コトバのチカラだけで人を動かすには

書評 『言葉にして伝える技術-ソムリエの表現力-』(田崎真也、祥伝社新書、2010)

「人生に成功したければ、言葉を勉強したまえ」 (片岡義男)





(2012年7月3日発売の拙著です)








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