(東京メトロ上野駅構内にて)
ウカツだったのかもしれないが、昨日はじめて「本の自動販売機」を見た。この写真は東京メトロ上野駅のもの。
売っているのはビジネス書や実用書、それに一般書。自販機には「話題のベストセラー」と書いてあるが、販売書目がベストセラーかどうかはわからない。
(東京メトロ上野駅構内にて)
自販機で本を買っている「現場」を目撃してないからわからないが、どんな人が自販機で本を買うのだろうか? 属性としては地下鉄利用者ではあるが、わざわざ自販機で買うという購買行動がいまいちわからない。
定点観測すればいいのだろうが、それとも自販機にセンサーつきのビデオ機能でもつけてモニターすればわかることだ。そういう機能が本の自販機にあるのかどうかはわからない。
「本の自動販売機」は英語でどういうのかなと考えてみ検索してみたら、Book Vending Machine がドンぴしゃのようだ。
Book Vending Machine で検索してみたら、中国生まれのアリババ・ドットコムで売っていることがわかった。なんと、この業務用ネットサイトでは、「本の自動販売機」というマシンそのものまでネットで買えるのだ。
(Alibaba.com のサイトより Subway Book Vending Machine)
しかも、地下鉄駅用の「本の自販機」まである!
すごいねえ、なんでも売ってるんだアリババは! 中国企業と思って、侮ってはいけませんね。
「本の自販機」もアリババも、ともにオドロキの新発見。
<関連サイト>
アリババIPOは中国経済の転換点-重工業からハイテク中心へ (ブルームバーグ、2014年4月28日)
・・「中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディング は米国での新規株式公開(IPO)申請に向けた準備を進めている。この動きは中国経済の発展を端的に反映している。アリババの馬雲(ジャック・マ)会長のような経営者が掲げるハイテク社会のビジョンが、かつて毛沢東が抱いた中国工業化の夢に取って代わっている」
「数学1点」劣等生から奮起 アリババ・馬雲 (富坂 聰、ウェッジ、2014年4月28日)
・・「いまや中国のヤフーのオーナーともなった馬の座右の銘は「永遠不放棄」(絶対に諦めない)である。記憶される名言は、「瞬間的な情熱は無意味である。持続できる情熱だけがビジネスになる」である」
フェイスブック超えか? アリババ奇跡の物語 中国に「アメリカンドリーム」を持ち帰った男 (瀧口 範子、東洋経済オンライン、2014年9月17日)
<ブログ内関連記事>
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(2012年7月3日発売の拙著です)
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