「個」と「組織」それぞれの能力を向上し、「個」と「組織」のよりよい関係を築くために
                                    

NHK World (英語版 視聴料フリー!)

NHK World (英語版 視聴料フリー!)
画像をクリックすると、海外向け英語放送が24時間が流れるサイトにつながります。

Channel NewsAsia International (英語版 視聴料フリー!)

Channel NewsAsia International (英語版 視聴料フリー!)
画像をクリックするとシンガポールからの英語ニュースが24時間流れるサイトにつながります。

Al Jazeera English: Live Stream (英語版 視聴料フリー!)

Al Jazeera English: Live Stream (英語版 視聴料フリー!)
画像をクリックすると中東カタールからの英語ニュースが24時間流れるサイトにつながります。

Bloomberg TV (英語版 視聴料フリー!)

Bloomberg TV (英語版 視聴料フリー!)
画像をクリックすると、24時間ビジネス経済情報が英語で流れるサイトにつながります。

「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!(姉妹編ブログ)

「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!(姉妹編ブログ)
「専門知識」×「雑学」がビジネス思考の「引き出し」幅を拡げる! 最新投稿は画像をクリック!

MVVの3文字で、個人と組織にブレない軸とブランドをつくる!

MVVの3文字で、個人と組織にブレない軸とブランドをつくる!
このブログの執筆者が運営している facebookページです。

「日本型リーダーシップ」の基本は山本五十六にあり!

「日本型リーダーシップ」の基本は山本五十六にあり!
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」 には続きがあった!





東南アジア・ビジネスは背景をよく知ってから!

■■■■ 「ミャンマー再遊記」 全8回+α ■■■■
 総目次はここをクリック!
■■■■ 「三度目のミャンマー、三度目の正直」 全10回+α ■■■■
 総目次はここをクリック!
■■■■ 「タイのあれこれ」 全26回+番外編 (随時増補中) ■■■■
 総目次はここをクリック!



会社ウェブサイトは
 http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   


  
ラベル 海外進出 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 海外進出 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年7月2日土曜日

グローバル人材の人的資源管理(HRM)を初めて体系化したテキストが出版- 『国際人的資源管理』(関口倫紀・竹内規彦・井口知栄=編著、中央経済社、2016)


このたび『国際人的資源管理』(関口倫紀・竹内規彦・井口知栄=編著、中央経済社、2016)がようやく出版、編著者の一人である関口倫紀(大阪大学経済学部教授)より、献本いただきました。

中央経済社による「ベーシック+」シリーズの一冊で、基本的に大学学部の学生向けテキストです。献本いただいたのは、わたくし自身は執筆はしておりませんが、全体の構成や推敲等で、全面的に関与しているためです。(・・この件については「謝辞」を参照)。ちなみに、編著者の筆頭に名前があがっている関口教授は、わたくしの元部下の一人で、超優秀(!)な研究者です。


帯に記されているように、「グローバル人材のHRMを初めて体系化」したもので、「国際的な人材配置、育成、報酬、評価、労使関係、海外派遣者マネジメントなどを体系的に解説」したものです。HRMとは、Human Resource Management の略で、日本語でいえば人的資源管理、ひらたくいえば人事管理と労務管理をあわせたものと考えればいいでしょう。

内容的には大学研究者が執筆した学部学生向けテキストなので、ビジネスパーソン一般や実務家の観点からみたら違和感がなくもないと思いますが、「日本では初の体系化」であるので、そこは目はつむることにしましょう。実務者向けの実務書とは、ちょっと違った色合いの本があってもいかな、と。

「グローバル人材」というものは、コトバが流通している割には、中身の議論があまりなされていないだけでなく、使う人によって定義もまちまちですが、本書をキッカケに、いろいろ議論が活溌になればいいかな、と思います。ビジネスの現場に即していえば、国境が存在する以上、国際人材の管理となることは当然といえば当然です。

「目次」を紹介しておきましょう。目次でザックリと感じをつかんでみてください。体系化の一例となるでしょう。

はじめに
第1部 基本フレームワーク
 第1章 国際人的資源管理とは何か
 第2章 グローバル化と多国籍企業
 第3章 人的資源管理のフレームワーク
 第4章 国際人的資源管理のフレームワーク
 第5章 人的資源管理の地域別特徴
第2部 国際人的資源管理のサブシステム
 第6章 国際人材配置 
 第7章 国際人材育成
 第8章 国際報酬
 第9章 国際人事評価
 第10章 国際労使関係
 第11章 海外派遣者のマネジメント
第3部 スペシャル・トピックス
 第12章 戦略的国際人的資源管理
 第13章 社内言語・コミュニケーション
 第14章 国際的 M&A と人的資源管理
 第15章 新興国発多国籍企業の人的資源管理
 第16章 日本企業の国際人的資源管理)
索引


興味のある人はぜひ直接手にとってご覧いただきたく。






<ブログ内関連記事>

なぜ「経営現地化」が必要か?-欧米の多国籍企業の歴史に学ぶ

書評 『スミダ式国際経営-グローバル・マネジメントの先進事例-』(桐山秀樹、 幻冬舎メディアコンサルティング、2010)
・・「社長は、グローバルよりもトランスナショナル(trans-national)という表現を使うが、これは直訳すれば国境を越えたという意味だ。たとえ英語を共通言語にして人事交流を活発にしたとしても、国ごとに固有の文化や価値観に違いが残るのは当然だし、また現実のビジネスにおいては通貨も違えば、国によって法律や規制が異なるので、これを乗り越えるためには多大な経営努力が必要になるということなのだ」

書評 『ゲームのルールを変えろ-ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営-』(高岡浩三、ダイヤモンド社、2013)-スイスを代表するグローバル企業ネスレを日本法人という「窓」から見た骨太の経営書
・・スイスのグローバル企業の日本法人は初めて日本人になった

書評 『ターゲット-ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?-』(ジェローム・シュシャン、高橋書店、2016)-日本との出会い、弓道からの学びをビジネスに活かしてきたフランス人社長が語る
・・アメリカのグローバル企業の日本法人トップはフランス人

書評 『道なき道を行け』(藤田浩之、小学館、2013)-アメリカで「仁義と理念」で研究開発型製造業を経営する骨太の経営者からの熱いメッセージ
・・稲盛哲学をアメリカで実践する日本人経営者

NHKスペシャル 「“中国人ボス”がやってきた-密着 レナウンの400日」(2011年10月23日) を見ましたか?
・・外資系企業の傘下に入る日本企業。外資は欧米系だけではない

書評 『誰も語らなかったアジアの見えないリスク-痛い目に遭う前に読む本-』(越 純一郎=編著、日刊工業新聞、2012)-「アウェイ」でのビジネスはチャンスも大きいがリスクも高い!

書評 『村から工場へ-東南アジア女性の近代化経験-』(平井京之介、NTT出版、2011)-タイ北部の工業団地でのフィールドワークの記録が面白い
・・経営する側ではなく、経営される側のローカル従業員たちはどう考えているかがわかる内容




(2012年7月3日発売の拙著です)









Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!



end

2014年1月11日土曜日

ビーチボーイズの「リトル・ホンダ」(1964年)-製品ブランド名を広告宣伝に盛り込んで連呼させる手法

(ビーチボーイズのシングルレコード)

イタリアのサッカーリーグ「セリエA」 の 名門 ACミラン に入団した本田選手が記者会見で、「心の中の小さな本田がミランと答えた・・」と語ったそうですね。 

彼が英語でクチにしたのは「リトル・ホンダ」(little Honda)。小学生時代の自分のことのようですね。小学生時代に「セリエAでプレーすると文集に書いて宣言したとのだと。

本人も英語でドリーム・カムトゥルー(dream come true)という表現をつかっていましたが、つよく念じれば実現するという好例でしょう。もちろん、その背後の努力は想像を超えてものがあるわけですが・・。

ここで話題にしたいのは本田選手のことではなく、「リトル・ホンダ」という表現について。

「リトル・ホンダ」といえばなんといってもザ・ビ-チ・ボーイズ! 

1964年(・・いまから50年前!?)のヒット曲「リトル・ホンダ」(Little Honda)ですね。「リトル・ホンダ」とはスーパーカブという小型バイクのこと。

当時のアメリカはハーレーなどの大型バイク全盛時代で、小型バイクはアメリカ市場には存在しなかったのでした。ホンダ人気は西海岸のカリフォルニアから火がついたというわけです。

一部のマニアむけではない「大衆商品」で、かつ「個人の機動力重視」というコンセプトは、スティーブ・ジョブズのパーソナル・コンピュータという思想にも通じるものがあります。ビーチボーイズの場合も、商品そのものに共感するものがあったからこそ協力したのでしょう。

このタイアップ曲のおかげで、ホンダのアメリカ進出が成功したというのは有名なエピソードです。

本田選手のACミランとの契約は3年半ということですが、すでに日本人サポーターのミラノに渡航するブームが起こる気配があるようです。イチローなどのベースボール選手のファンがアメリカに渡航するのと同じ動きですね。

本田選手がミラノで活躍すれば、イタリアでのホンダの広告宣伝にも影響を与えるかも知れませんね。

では、いきましょうか! Little Honda で Go !
https://www.youtube.com/watch?v=viYfWqSECAk





<関連サイト>

Beach Boys Little Honda '64 (YouTube)
・・日本人がイメージしてきたアメリカそのもの

Little Honda Lyrics (英語歌詞)
・・ザ・ビ-チ・ボーイズのこの曲は、なかなか巧みな歌詞に仕立てあげられていることがわかる



<ブログ内関連記事>

由紀さおり世界デビューをどう捉えるか?-「偶然」を活かしきった「意図せざる海外進出」の事例として

書評 『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか-世界で売れる商品の異文化対応力-』(安西洋之、中林鉄太郎、日経BP社、2011)-日本製品とサービスを海外市場で売るために必要な考え方とは?
・・「ローカル商品のグローバル化」において、「レッドブル」の事例とは異なる、進出先市場でのローカリゼーションについて書かれた好著

タイのあれこれ (22) タイのCMにみる日本などなど

タイのあれこれ (11) 歌でつづるタイ-DJ風に
・・タイを代表するロックバンドのカラバオがCMソングとして「ビア・チャーン」(象ビール)を歌いこんでいる。カラバオはまたタイではトヨタのミニバン Hilux Vigo のCMにも登場している

映画 『キャプテン・フィリップス』(米国、2013)をみてきた-海賊問題は、「いま、そこにある危機」なのだ!
・・意図せずにプロダクトプレイスメントになっている事例。海賊に奪われた貨物船はマースク社のもので、実話をもとにした映画なので社名とロゴがでかでかと映画に登場

最高の「ナンバー2」とは?-もう一人のホンダ創業者・藤沢武夫に学ぶ

映画 『ラブ&マーシー 終らないメロディー』(アメリカ、2015)を見てきた(2015年8月7日)-ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの人生を描いたヒューマンドラマ

(2016年6月4日 情報追加)




(2012年7月3日発売の拙著です 電子書籍版も発売中!)





Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。



end

2013年2月6日水曜日

書評 『中国以外のアジアで成功する方法(別冊宝島1956号)』(宝島社、2013)-東南アジアと南アジア11カ国の基礎知識を得ることのできる良心的なガイドブック



2012年の尖閣暴動に端を発した「脱・中国」といったややネガティブな理由だけでなく、2015年のASEAN経済統合(AEC)の波に乗るというポジティブな理由から、中国以外のアジア、すなわち東南アジアと南アジアへのシフトが本格的に始まっています。

そんななかで出版されたこのガイドブックは、基礎知識を得るためにはたいへんよくできたものになっているといってよいでしょう。

編集方針は以下のとおりです。

「東南アジア進出というと、これまでは安い人件費を目当てにした製造業が中心だった。しかし本書は、今後消費市場を形成する新中間層を狙って進出する小売・サービス業に編集上の力点を置き」(はじめに)

目次を紹介しておきましょう。

はじめに ネクスト・チャイナ
図解 一大市場を徹底比較-ネクスト・チャイナ11カ国の経済力と市場の可能性
Chapter 1 ミャンマー
Chapter 2 インドネシア
Chapter 3 ベトナム
Chapter 4 タイ 
Chapter 5 カンボジア
Chapter 6 インド 
Chapter 7 シンガポール
Chapter 8 バングラデシュ
Chapter 9 ラオス・フィリピン・マレーシア


それぞれの Chapter では、「~の現在と市場の特徴」、「~への進出方法」、「~進出のメリット&デメリット」をまとめています。

全般的に、メリットだけでなくデメリットについても書かれていますので、内容的にも良心的だといっていいでしょう。

わたしの個人的な考えでは、フィリピンは独立した一章として取り上げるべきだと思いますが、それは編集方針の違いというものでしょう。フィリピンのメリットは、なんといっても英語がつうじるということだからです。とはいえ、日本と同様に中国との国境紛争を抱えている点はマイナス要因です。

バングラデシュが入っていながら、スリランカが入っていないのも残念なところです。

もちろん、業種業態や企業規模、海外経験の有無によって、進出先として検討すべき国は異なってきます。

たとえば、タイであれば製造業においては、人件費高騰傾向にありますが、まだまだ進出余地はあります。タイには産業集積と「地の利」というロジスティクス上のアドバンテージがあるためです。これは今後もさらに強化されるでしょう。

ところが、タイの在留日本人は10万人強と推定されているようにマーケットサイズは大きいのですが、飲食サービス業は競争が厳しく、すでに「レッドオーシャン状態」であると言っても過言ではありません。「新中間層を狙って進出する小売・サービス業」という点では、タイはやや難易度が高いかもしれません。

こういったデメリットまで指摘されている点は、この本が評価できることです。

ただし、タイにおいては、製造業とは違って、日本も含めた外国資本が 51%以上のマジョリティをとることができないことも知っておく必要があるでしょう。また、原則として外国人の土地所有も禁止されています。これは大きなデメリットであることは否定できません。タイ以外を検討国としたほうがいいかもしれません。

こういったよくできたガイドブックで基礎知識を得たうえで、自分なりのイメージをつかんだうえで、さらに深堀して調査していくのが海外進出の基本といっていいでしょう。



⇒ 弊社ケン・マネジメントは、タイ進出のお手伝いもしております。 http://kensatoken.com/








<ブログ内関連記事>

「2015年のASEAN経済統合」の意味をアタマのなかに入れておこう

書評 『中国の次のアジア(日経BPムック)』(日経ビジネス=編集、日経ビジネス、2012)-アジアの中心は東南アジア、南アジアへシフトしていく

書評 『「アジアで儲かる会社」に変わる30の方法-「アジアのやり方」を徹底的に理解し確固たる戦略をもって進出せよ-』(森辺一樹、中経出版、2012)-海外進出は「アウェイでの戦い」である

アジア進出に際しては「失敗事例」を押さえたうえで「成功方法」を考えよう-『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』 と 『アジアで成功する企業家の知恵』を読む

書評 『誰も語らなかったアジアの見えないリスク-痛い目に遭う前に読む本-』(越 純一郎=編著、日刊工業新聞、2012)-「アウェイ」でのビジネスはチャンスも大きいがリスクも高い

書評 『中国ビジネスの崩壊-未曾有のチャイナリスクに襲われる日本企業-』(青木直人、宝島社、2012)-はじめて海外進出する中堅中小企業は東南アジアを目指せ!

「脱・中国」に舵を切るときが来た!-『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(三橋貴明、ワック、2010)はすでに2年間に出版されている

書評 『空洞化のウソ-日本企業の「現地化」戦略-』(松島大輔、講談社現代新書、2012)-いわば「迂回ルート」による国富論。マクロ的にはただしい議論だが個別企業にとっては異なる対応が必要だ

『東南アジアを学ぼう-「メコン圏」入門-』(柿崎一郎、ちくまプリマー新書、2011)で、メコン川流域5カ国のいまを陸路と水路を使って「虫の眼」でたどってみよう!





(2012年7月3日発売の拙著です)





Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。



end

2012年12月21日金曜日

書評 『中国の次のアジア(日経BPムック)』(日経ビジネス=編集、日経ビジネス、2012)-アジアの中心は東南アジア、南アジアへシフトしていく


「チャイナプラスワン」ということは、かなり以前から言われていたことですが、ことし2012年8月の「尖閣暴動」以来、もはや避けて通れないことになってきています。

『中国の次のアジア(日経BPムック)』(日経ビジネス=編集、日経ビジネス、2012)は、基本的に大企業で働く人たちを読者対象としている「日経ビジネス」の記事を「特集」として編集しなおしたものです。

このような形で一冊にまとまっていると、東南アジア(+南アジア=インド・バングラデシュ)を一覧するうえで有用であるといってよろしいでしょう。

ASEANとほぼ重なる東南アジアと、その周辺に位置する南アジアを、ひとつの全体として把握することができます。

目次を紹介しておきます。


目 次

中国リスクに備えよ
次の中国を狙う国々
新興11カ国マップ: アジアの中心は南に移る

【第1章】 立ち上がるポスト中国

●ミャンマー (遅れてきた新興国)
●ベトナム (勤勉な技術者の宝庫)
●インドネシア (爆発する中間所得層)
●フィリピン (グローバル人材の潜在力)
●インド (世界最大の消費市場)
●タイ (モノづくりの結節点)
●マレーシア (危機感募る優等生)
●ラオス (インドシナのダイナモ)
●シンガポール (ASEANの先進国)
●バングラデシュ (最貧国の逆襲)
●カンボジア (失われた時を求めて)

【第2章】 挑む、日本企業

【第3章】 アジア攻略、虎の巻

●現地のスペシャリストに聞く「ベトナムで成功する秘訣」
●現地のスペシャリストに聞く「フィリピンで成功する秘訣」
●現地のスペシャリストに聞く「ミャンマーで成功する秘訣」
●データ編: 新興アジア11カ国の基礎的資料


「日経ビジネス」による各国のキャッチコピーによって、直観的な把握が可能となります。

とくに製造業にとっては、東南アジアや南アジアが今後の中心になってくるのは間違いないことです。

「モノづくりの結節点」というコピーのついたタイは、とくに中堅中小企業にとっては、最初の海外進出先として最適であるといっていいでしょう。

ぜひ アジア進出に際しては「失敗事例」を押さえたうえで「成功方法」を考えよう-『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』 と 『アジアで成功する企業家の知恵』を読む で取り上げた『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?-「後悔しない」成功マニュアル-』(日経トップリーダー編、日経BP社、2011)も併読されることをおすすめします。



⇒ 弊社ケン・マネジメントは、タイ進出のお手伝いもしております。 http://kensatoken.com/







<ブログ内関連記事>

書評 『「アジアで儲かる会社」に変わる30の方法-「アジアのやり方」を徹底的に理解し確固たる戦略をもって進出せよ-』(森辺一樹、中経出版、2012)-海外進出は「アウェイでの戦い」である

アジア進出に際しては「失敗事例」を押さえたうえで「成功方法」を考えよう-『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』 と 『アジアで成功する企業家の知恵』を読む

書評 『中国ビジネスの崩壊-未曾有のチャイナリスクに襲われる日本企業-』(青木直人、宝島社、2012)-はじめて海外進出する中堅中小企業は東南アジアを目指せ!

「脱・中国」に舵を切るときが来た!-『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(三橋貴明、ワック、2010)はすでに2年間に出版されている

書評 『空洞化のウソ-日本企業の「現地化」戦略-』(松島大輔、講談社現代新書、2012)-いわば「迂回ルート」による国富論。マクロ的にはただしい議論だが個別企業にとっては異なる対応が必要だ

『東南アジアを学ぼう-「メコン圏」入門-』(柿崎一郎、ちくまプリマー新書、2011)で、メコン川流域5カ国のいまを陸路と水路を使って「虫の眼」でたどってみよう!






(2012年7月3日発売の拙著です)





Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。



end

2012年12月19日水曜日

書評 『中国ビジネスの崩壊-未曾有のチャイナリスクに襲われる日本企業-』(青木直人、宝島社、2012)-はじめて海外進出する中堅中小企業は東南アジアを目指せ!



すでのこのブログでも 「脱・中国」に舵を切るときが来た!-『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(三橋貴明、ワック、2010)はすでに2年間に出版されている という記事で書いておりますが、「脱・中国」を意識しないわけにはいきません。

新刊 『中国ビジネスの崩壊』(青木直人、宝島社、2012)の副題は、「未曾有のチャイナリスクに襲われる日本企業」です。そして帯には、「尖閣暴動は序章にしかすぎない」とあります。

2012年夏の尖閣暴動はTVで衝撃的な映像が繰り返し報道されたので、「未曾有のチャイナリスク」についてはじめて認識をもった人、あたらめてその認識をつよめた方も少なくないはずです。

もちろん中国全土で暴動がおこったわけではありませんし、きわめて良好な関係を保っている日本企業も少なくありません。

しかし、「チャイナリスク」が顕在化したことは否定できません。

しかも、報道されてるのは、あくまでも氷山の一角に過ぎないのです。

マスコミで報道されない理由についても、この本のなかでは何度にもわたって説明されています。詳しいことはここでは省略しますが、大企業でもメーカーは独自の情報網を中国に構築しておらず、商社や金融機関、そして政府関係機関に依存しているのが現実なのです。

大企業ですらこのような状況なのです。ましてや中小企業であれば、よほど自信のある方以外は、これ以上、中国にコミットすることは再考すべきことは言うまでもありません。

帯には、「トヨタもパナソニックも・・・」と書かれていますが、その是非はその当事者が判断すべきことですが、すでに中国に進出している企業はさておき、すくなくとも、はじめて海外進出する中堅中小企業は中国に進出するべきではないのです。

そもそも海外ビジネスは、サッカーのたとえをつかえば、日本市場という「ホーム」ではなく海外という「アウェイ」での戦いです。アウェイでの戦いでは、スキルだけでなくメンタル面での強化も不可欠であることは言うまでもありません。そのためにはホームでは必要ないコストもかかります。

アウェイである中国ビジネスにおいては、日本のマスコミが報道しない、さまざまな追加コストが無数にあることを知らなくてはなりません。「反日」という政治リスクが、通常のビジネスコストをさらに上乗せすることになっているのです。詳しくは本書を読んでいただきたいと思います。

経営者であれば、経済合理性に基づいた意思決定を行うのが筋というものでしょう。そして、また19世紀末の排外的な大衆運動であった義和団の歴史など、中国近現代史をひもといてみることが不可欠です。

著者も主張していますが、わたしも進出するならば、東南アジアを最初の進出国にすべきだと考えております。はじめての海外進出であれば、なんといってもタイでしょう。

チャンスとリスクは裏腹の関係にありますが、くれぐれも他人の判断に盲従することなく、自分のアタマで考え、自分で判断したうでアクションを起こしていただきたいものです。 







目 次

序章 「日中ビジネス」を人質に取る中国
第1章 中国の高度成長は終わった
第2章 実際はこんなにひどい中国経済の裏側
第3章 中国バブル崩壊の激震
第4章 むしり取られる日本企業
第5章 習近平体制は“既得権喰い”
第6章 中国から流出するチャイナマネー
第7章 高まる社会不安-やがて義和団が登場する
第8章 間違いだらけの日本人の中国観
終章 日本企業は今すぐ撤退すべきだ

著者プロフィール  

青木直人(あおき・なおと)
ジャーナリスト。中国情報誌『ニューズレター・チャイナ』編集長。1953年島根県生まれ、中央大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)。


<関連サイト>

「俺は中国から脱出する!」ある中小企業経営者の中国撤退ゲリラ戦記 (ダイヤモンドオンライン、2014年7月4日)
・・「風林火山」はもともと孫子の兵法の一説であり、現代中国のビジネス社会でも有効な戦術。A社長は無意識のままにこれを実践」 ⇒読む価値ある好記事!

(2014年7月4日 項目新設)


<ブログ内関連記事>

「脱・中国」に舵を切るときが来た!-『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(三橋貴明、ワック、2010)はすでに2年間に出版されている

書評 『成金炎上-昭和恐慌は警告する-』(山岡 淳一郎、日経BP社、2009)-1920年代の政治経済史を「同時代史」として体感する
・・「バブル崩壊後」の中国こそ、戦前の日本の道を突き進む可能性もある。中国はバブル崩壊を体験したことがないのだ。中国はいつバブルが崩壊してもおかしくない状況がつづいている。バブル崩壊後の社会の激動は想像を絶するものとなる可能性もある。日中ともに注視していかねばなるまい





(2012年7月3日発売の拙著です)





Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。



end

2012年11月26日月曜日

書評 『「アジアで儲かる会社」に変わる30の方法-「アジアのやり方」を徹底的に理解し確固たる戦略をもって進出せよ-』(森辺一樹、中経出版、2012)-海外進出は「アウェイでの戦い」である



中堅中小企業経営をとりまく外部環境の変化のなか、海外進出に活路を見いだす方向を選択することは重要な戦略となっています。

とはいえ、海外でのビジネス展開は、慣れ親しんだ国内マーケットという「ホームでの戦い」とは異なり、文字通りの「アウェイでの戦い」です。

海外進出がはじめての中堅中小企業にとっては、「アウェイでの第二創業」という位置づけで取り組むべき、困難かつ重大な全社レベルでの経営課題となるのです。

この本もまた、「アウェイでの戦い」についての重要なポイントを指摘してくれています。

「アジア」といっても、この本は中国を中心にしてますが、日本の常識が通用しないという点においては、日本というホーム以外はすべてアウェイなのです。

ささっと読めてしまうので、あまりアタマのなかに残らないかもしれないのが難点ですが、この本に書かれていることは、アジアビジネスに乗り出そうとしている人は心しておきたいものです。

もちろん、進出先の国ごとに押さえておかねばならないポイントは本書に書かれていない項目が多数あります。しかも、本書の内容はとくに明記されていませんがB2C(=一般消費者向け)ですので、日本の中堅中小企業の強みであるB2B(=法人向けビジネス)への言及が少ないのがネックです。

あくまでも、アジアというアウェイでは日本というホームの常識が通用しないという教訓書として読むべきだといっておきます。

とはいえ、アウェイでの戦い方を知るには、手頃な読み物だといっていいでしょう。






目 次

はじめに
第1章 アジアビジネスのやってはいけないルール
第2章 アジアで“しっかり売って儲ける!”ための意識改革
第3章 アジアで強い会社にするための提言
第4章 すべての日本企業がグローバル化できるために覚えておきたいこと
おわりに

著者プロフィール 

森辺一樹(もりべ・かずき)
1974年、神奈川県生まれ。法政大学経営学部卒。大手医療機器メーカーを経て、2002年、香港にて Strategic Decision Initiative (HK)Ltd. を起業、Co-CEO に就任。その後、中国に100%子会社の Strategic Decision Initiative (SZ)Ltd. を設立、董事に就任。2007年、ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社として、本社を東京へ移転。代表取締役社長兼CEOに就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)。


<ブログ内関連記事>

アジア進出に際しては「失敗事例」を押さえたうえで「成功方法」を考えよう-『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』 と 『アジアで成功する企業家の知恵』を読む





(amazon で 2012年7月3日発売の拙著です)






Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   




end

2012年2月1日水曜日

「インドネシア投資セミナー」(日本アセアンセンター主催 2012年2月20・21日 東京・名古屋)が開催されます




日本アセアンセンター主催で、  「インドネシア投資セミナー(東京・名古屋)」が、東京では2012年2月20日(月)、名古屋では2012年2月21日(火)に開催されます。

人口規模でみると世界第4位の2億3千万人であるだけでなく、世界最大のムスリム(=イスラーム信者)人口をもつインドネシア。「新興国」として、いわゆるBRICs(=ブラジル、ロシア、インド、中国)につぐ成長が期待されている国でもあります。

また、日本の AKB48 の姉妹グループである JKT48 が誕生したのもインドネシア。ちなみに JKT はインドネシアの首都ジャカルタの略称ですが、製造業の生産基地としてだけでなく、消費市場としても成長中であることを如実に示している事実だといえましょう。

穏健なムスリム国であるインドネシアには大いに注目していただきたいものです。

以下に、ASEANセンターによるセミナーの紹介文を転載いたします。


◇◇--------------------------◇◇
「インドネシア投資セミナー(東京・名古屋)」のご案内
◇◇--------------------------◇◇

日本アセアンセンターは、インドネシア投資調整庁、インドネシア共和国大使館と共催にて、東京・名古屋で「インドネシア投資セミナー」を開催いたします。

世界第4位の2億3千万人におよぶ人口と日本のおよそ5倍の国土を有するインドネシアは、生産拠点としてはもちろん、市場としても魅力的な企業進出先として注目されています。豊かな資源と低廉で豊富な労働力を擁する同国経済は、昨年1-9月もGDP成長率6.5%と安定した成長を記録しています。

本セミナーでは、近年、注目の高まる二輪・四輪の裾野産業を中心に、インドネシア投資調整庁(BKPM)高官、ジャカルタ・ジャパン・クラブSMEJ中小企業連合会、さらに現地にて活躍される日系進出企業の方々に最新の投資環境をご紹介いただきます。
皆様の御参加を心よりお待ち申し上げております。

【東京会場】 

日時:  2012年2月20日(月)13:00-16:30
会場  ザ・プリンス・パークタワー東京 (東京都港区芝公園4-8-1)
http://www.princehotels.co.jp/parktower/access/

【名古屋会場】 

日時: 2012年2月21日(火)13:00-16:30
会場  名古屋商工会議所 (愛知県名古屋市中区栄2-10-19)
http://www.nagoya-cci.or.jp/meisho/soshiki_access.html

詳細・お申込みhttp://www.asean.or.jp/ja/invest/about/eventinfo/2011/2011-22.html
注)東京と名古屋で、それぞれ申込みフォーマットが異なりますのでご注意ください。

問い合わせ先: 日本アセアンセンター 投資部 TEL: 03-5402-8006
--------------------------


<関連サイト>

インドネシア共和国(外務省)

Liputan JKT48 di TV Jepang(JKT48を紹介した日本の報道番組 YouTube)
・・とにかく百聞は一見にしかず。まずはこのビデオを視聴してみましょう!


<ブログ内関連記事>

「ハラール・ビジネス・セミナー(入門編)」が開催されます(2012年1月11日 無料)





Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   




end

2012年1月26日木曜日

由紀さおり世界デビューをどう捉えるか?-「偶然」を活かしきった「意図せざる海外進出」の事例として


昨夜(2012年1月25日)10:55から放送されたNHKの番組 SONGS では、由紀さおり が取り上げられていました。題して 「由紀さおり in ニューヨーク」

なぜか昨年末に世界で大ブレイクした由紀さおり。その情報はすでに日本のマスコミでも取り上げられていますね。ひさびさに明るい、ほんとうに驚きのニュースです。

米国西海岸のポートランドのジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」と共演したアルバム「1969 Pink Martini & Saori Yuki」が米国だけではなくインターネットをつうじて注目され、ロンドンやアメリカでの共演が実現したということです。しかも、日本語で全盛時代の昭和歌謡曲を歌っています。

ある日、突然全世界で注目されるようになったシンデレラ・ストーリーのようなものですが、デビュー43年で現在63歳の歌手にとっては、あらたなスタートラインに立ったということになるのかもしれません。

「ピンク・マルティーニ」と共演するキッカケがまた面白いですね。

「ピンク・マルティーニ」のリーダーが、たまたま米国の中古レコード店で、由紀さおりが人気歌手の座をつかむことになったアルバム「夜明けのスキャット」を手にとったのがキッカケだったそうですね。音楽からではなく、レコード・ジャケットの写真に惹かれてというのもまた面白い。たしかに20歳当時の由紀さおりは若くて美しいですね。その後、レコードを聴いてみて、その歌声に魅了されたのが始まりだとか。

アルバム発売以来43年にして起こったセレンディピティというべきでしょう。しかも、デジタルではなく超アナログなお話です。

アルバム売り上げ210万枚というヒットだったこともあるのでしょうが、カタチにしておけば、いつかどこかで誰かが手にすることがあるかもしれないということですね。確率的には極小の世界ですが。


今回の由紀さおり世界デビューは、「意図せざる海外進出」ということになりますね。

この点にかんしては、浮世絵やアニメやマンガに近いものがありますが、由紀さおりがそういったケースとは違うのは、本人の意志的な行動も大きくかかわっていることです。

昨夜のNHK番組によれば、中古レコードを購入して持ち帰った「ピンク・マルティーニ」リーダーが、曲をきいてたいへん気に入り、そのなかの一曲をカバーして自分たちのアルバムで発表、それをインターネットで発見した由紀さおり側のスタッフが「ピンク・マルティーニ」に連絡をとり、由紀さおりと意気投合した結果、アルバム「1969」をコラボレーションし、コンサートでの共演が実現したのだとか。

中古レコード店の在庫のなかから、偶然手に取ったアルバムからうまれたセレンディピティ。これまで発売され、中古市場に流通しているレコードの総数がどれくらいの規模になるのかはわかりませんが、ほんとうに極小の偶然としか言えません。

それも、「ピンク・マルティーニ」というジャズ・オーケストラが、1950年代から60年代の曲を現代に復活させることをミッションにしていること、由紀さおりが1960年代末から活動をはじめた歌手であることが重なったからです。

しかもコラボレーションが実現したのは、由紀さおり自身が長年、日本語の美しさを一人でも多くの人たちに実感してほしいというミッションがあったからでもありますね。

その対象が日本人から、世界に拡がったということは、ある意味では彼女自身のミッション遂行にあたては、渡りに船であったという言い方も間違いではないのかもしれません。

日本語の曲が日本以外でもブレイクしたケースでは、坂本九の「Sukiyaki」(=「上を向いて歩こう」)が有名ですが、これは積極的なプロモーション戦略のもとに行われた結果もたらされたものでした。全米ヒットチャート化のキッカケになったのは日系米人たちのあいだで人気になったことがあったようです。

由紀さおりの場合はまったく正反対です。そもそも、TVのインタビューなどで語っているのを聞く限り、本人は海外進出などとはまったく念頭にもなかったこと。

この事例から導き出せるのは、偶然を活かしきることの重要性です。

偶然を見つけ出すのはあくまでも人、その偶然を偶然に終わらせないのもまた人。結局は、人間が介在することによって、きわめて極小なチャンスが大きな結果をもたらしうるということを示しているわけです。

しかも、英語圏にあわせて英語で歌うわけでもない。過剰なローカリゼーションは行っていないということです。

考えてみたらオペラでも洋楽でも、日本公演の際に、すべてを日本語で歌うなんて考えられませんよね。由紀さおりは、そのまま日本語で歌っているわけですから、日本の歌謡曲(kayokyoku)という音楽ジャンルを世界の音楽市場に創り出したことになるのかもしれません。

由紀さおりは、歌謡番組がなくなってTVでみることもなくなりましたが、かつての歌謡曲全盛時代に小学生時代を送っていたわたしはTVでよく目にしたものです。

ところで、わたしが実際の由紀さおりをでナマを見たのは、日本国内ではなくベトナムの首都ハノイです。ジャパン・フェスティバルの企画で姉妹で招待されていたコンサートを見る機会がありました。実姉と一緒に行っていた童謡を聴かせる活動の一環でした。

わたしがこういう内容の記事を書くのもまた、偶然の積み重ねの結果です。

海外進出にあたっては、AKB48を大ヒットさせたプロデューサー秋本康によるインドネシア版の姉妹グループ JKT48(=ジャカルタの頭文字JKT)が始まっていますが、力こぶを入れた戦略的な進出だけでなく、偶然を活かした由紀さおりのようなケースもあります。

いっけん真逆のケースに見えますが、共通しているのは海外市場での市場創造現地の潜在需要をいかに掘り起こす仕掛けをつくりことができるか、その見極めが大事だということでしょう。

JKT48のケースでも、インドネシア側からの熱心な働きかけがあったので、台湾でもタイでもなく、インドネシアが先行したと聞いています。

呼びかけに対して答えるかどうか、そしてどう答えるかが、その後を決める分かれ道になるのでしょう。呼びかけに対する応答、そしてキャッチボール。これが対話の本質でもありますね。

ビジネスにおいても同じです。いかに市場から聞こえてくる声をキャッチするか、その呼びかけにどう応答するかが大事なのです。

JKT48は日本語で歌っています。どこまでインドネシア市場でのローカリゼーションを行うのか注目していきたいところです。由紀さおりは、あくまでも日本語にこだわっています。

ローカリゼーションの程度はどこまで行うべきか、これもケースバイケースなので、市場との密接な対話が不可欠だということでしょう。個別の事例に則してじっくり研究するしかありません。







<関連サイト>

Pink Martini 公式サイト

由紀さおりオフィシャルブログ「はじめの一歩 ー日々生ききる

「世界を魅了する日本の歌謡曲~由紀さおり ヒットの秘密~」(NHKクローズアップ現代 2012年2月22日放送 ビデオ映像あり)

Pink Martini & Saori Yuki - ブルー・ライト・ヨコハマ(Youtube)
・・いしだあゆみ とはだいぶテイストが違うジャズスタイルです

JKT48 Meet & Greet di fX(Youtube)
・・インドネシアで日本語で歌うJKT48


<ブログ内関連記事>

書評 『対話の哲学-ドイツ・ユダヤ思想の隠れた系譜-』(村岡晋一、講談社選書メチエ、2008)
・・「呼びかけ」と「応答」によって成り立つ関係、「話す」よりも「聞く」ことの重要性。「対話」の本質について考えるために

「レッドブル」-タイが本家本元の 「ローカル製品」 が 「グローバル製品」 として生まれ変わった!

書評 『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか-世界で売れる商品の異文化対応力-』(安西洋之、中林鉄太郎、日経BP社、2011)-日本製品とサービスを海外市場で売るために必要な考え方とは?
・・「ローカル商品のグローバル化」において、「レッドブル」の事例とは異なる、進出先市場でのローカリゼーションについて書かれた好著

書評 『プーチンと柔道の心』(V・プーチン/ V・シェスタコフ/A・レヴィツキー、山下泰裕/小林和男=編、朝日新聞出版、2009)






Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   




end

2012年1月18日水曜日

アジア進出に際しては「失敗事例」を押さえたうえで「成功方法」を考えよう-『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』 と 『アジアで成功する企業家の知恵』を読む


これから「アジア」に企業進出を考えている中堅中小企業の社長やナンバー2は、まずは2011年に出版された本を2冊紹介します。

『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?-「後悔しない」成功マニュアル-』(日経トップリーダー編、日経BP社、2011)

『アジアで成功する企業家の知恵』(増田辰弘/馬場 隆、めこん、2011)

出版されたのは『アジアで成功する企業家の知恵』のほうですが、読む順番は変えて『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』から読んだほうがいいいでしょう。

なぜなら成功談だけを読んでも、そのまま自分の会社にあてはめることが難しいからです。

『アジアで成功する企業家の知恵』は、一般的な成功法則というよりも、なんとかアジアで勝ち残っている中小企業を事例として取り上げています。

国内であれ、国外であれ、あたらしい事業というものはベンチャーである以上、絶対に成功する保証はどこにもありません。

しかも、国内で成功した経験をもっていると、逆に「成功の罠」にはまって、日本での成功法則が通用しない海外で手痛い失敗をしてしまう可能性がなくもありません。

なぜ失敗したのか、失敗をどう乗り越えて現在の成功に結びつけたのかを知る方が、じつは「急がば回れ」で実り多いこともあります。

成功した事例より、失敗した事例のほうがじつは多いのですが、オモテにでてこないだけなのです。もちろん、本として取り上げられるのは、過去に失敗はしたが、現在は成功しているという事例が中心になります。そうでなければ、喜んで失敗談を語ることはないでしょうから。

 『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?-「後悔しない」成功マニュアル-』(日経トップリーダー編、日経BP社、2011)の目次を紹介しておきましょう。

中国と東南アジアのベトナム、タイ、インドネシアを取り上げています。

中国       

迷っているなら、まず動き出す 
進出はここから始める
絶対に手を抜けない 
成功に導く「人」「モノ」「金」
進出のメリットを最大限に発揮 
社長力で事業を加速する
現地で誰もが悩まされる 
トラブルはこうして克服
100人アンケート調査 
中国の中小企業社長の本音

アジア            
         
「チャイナ・プラス・ワン」筆頭の実力は本物か?
ベトナムでの勝ち方
企業集積は「名古屋並み」で町工場、非製造業に商機 
タイからアジアを攻略
人口世界4位、2億3800万人の需要が立ち上がる 
インドネシア進出のコツ

わたしがつよい印象を受けたのは、社長の「対話力」がカギだという指摘がされている点です。「あ・うん」の呼吸がいっさい通用しないのが海外。これは中国だけでなく、東南アジアでも同じことです。キチンと相手の言うことに耳を傾けて、しかも言うべきことは言うという姿勢が求められます。

とはいえ、同じ人間どうし、共感するチカラがものを言うのは日本でも海外でも同じです。ここで働くのは、人間力そのものでしょう。

しかし、気が抜けないのもまた海外海外進出とはホームでの戦いではなく、あくまでもアウェーでの戦いなのです。プレッシャーに耐え抜く精神力も重要です。

語学については、実践的なアドバイスがコラムのなかで紹介されています。「NHK中国語講座の4月と5月」だけで十分だ」、と。要は、信頼できる現地パートナーを見つけることが大事。なんといってもアウェーなのですから、日本の常識は通用しません。


『アジアで成功する企業家の知恵』(増田辰弘/馬場 隆、めこん、2011)は、長年アジアで活躍する企業家を取材してきたジャーナリストの取材記録を編集したもの。

ヒト・モノ・カネの経営資源では大企業の劣る中小企業が、海外で成功するには、具体的にどんなアタマの使い方をしているかの実例が多数紹介されています。

目次を紹介しておきましょう。

第1部 ビジネスマンのためのアジア情報
             大づかみに知るアジアの変化
アジア・ビジネスで失敗しないために
変化を続ける中国-驚きの12連発
タイで実感する最新アジア-驚きの8連発


第2部 企業実践編-アジアで成功する企業人の知恵

既存のビジネスインフラの活用
日本で一番少額でのアジア進出を追求
ワンストップサービスで日本企業の進出を支援
海外人脈のつくり方、生かし方
日本式サービスを直移転
食品産業の成功のカギは機密保持
21世紀型のアジア企業を追求
リスク情報を顧客に定期便で届けて共存共栄

第3部 特別編-将来を見据えて   

日本企業を超える複合的経営
系列のしがらみを越えアジアへ展開
アジアのその次を目指しインドに進出

この本には成功例しか書いてありませんが、「第2部 企業実践編-アジアで成功する企業人の知恵」には、いずれも一筋縄ではいかない成功への軌跡が書かれています。貴重なアドバイスも含まれています。

要は、人まねではなく、自分のアタマで考えつくすということの重要性が強調されています。独自の取り組みでなら、ヒト・モノ・カネに不足するものがあっても道は開ける、と。


面白いのは、「第3部 特別編-将来を見据えて 日本企業を超える複合的経営」で紹介されているタイの会社です。「技術は日本並み、経営はグローバルスタンダード」というコンセプトは、ある意味ではアジアで成功するカギを一言で言い切っているかもしれません。

なんども繰り返しますが、社長が自社の事業に精通している当然だとしても、海外においてその成功法則がそのまま通用するわけではないことです。みな、いずれも手探りで切り開いていったことがわかります。


とはいえ、日本にはすでにないチャンスが転がっているのが、海外、とくにアジアです。ぜひ、アジアで成功をつかんでいただきたいものだと祈念してやみません。










Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   




end

2011年11月9日水曜日

「海外事業展開調査」国際協力銀行(JBIC) の海外投資セミナーが開催されます(2011年12月8日)


 海外投資セミナーの紹介です。国際協力銀行(JBIC:ジェイビック)による毎年恒例の「海外事業展開調査(海外投資アンケート調査)」結果の報告を兼ねた「海外投資セミナー」(会場:東京)を開催されます。

 以下、JBIC の案内を添付しておきます。

◇◇--------------------------◇◇
わが国製造業企業の海外事業展開(海外投資セミナー) 
◇◇--------------------------◇◇

国際協力銀行(JBIC)は、今回で23回目となる「海外事業展開調査(海外投資アンケート調査)」を企業の皆様のご協力を得て実施しました。調査結果は11月末を目処に公表を予定しておりますところ、調査結果のご報告を兼ねた「海外投資セミナー」(会場:東京)を下記要領にて開催致します。

本セミナーでは、毎年ご報告している「中期的海外事業展開見通し」や「有望事業展開先国・地域」など日本の製造業企業の海外事業展開の方向性に加え「インフラ事業の海外展開」、「震災後のサプライチェーンの動向」についてもご説明します。

また、一橋大学大学院MBA客員教授でもあるNPO法人 産学連携推進機構の妹尾堅一郎理事長をお招きし、「技術で勝る日本がなぜ事業で負けるのか―商品形態、事業業態、産業生態の次世代モデルが勝負を決める」のテーマでご講演頂きます。

日本の製造業企業が中期的な海外事業戦略をどのように考えているのか把握する機会として、皆様の海外事業展開のご検討の参考になれば幸いです。本セミナーに、是非とも多くの方々にご参加頂きたくご案内申し上げます。

 記

1.日時 2011年12月8日(木曜日) 14時00分~16時00分
2.場所 株式会社日本政策金融公庫 国際協力銀行 9階 講堂
  〒100-8144 東京都千代田区大手町1-4-1
  電話番号: 03-5218-3100
3.主催 株式会社日本政策金融公庫 国際協力銀行(JBIC)
4.協賛 一般財団法人 海外投融資情報財団(JOI)
5.参加費 無料
6.使用言語 日本語
7.プログラム(予定)
 1. 「2011年度海外事業展開調査」結果報告(JBIC国際業務企画室 調査課 課長 阿由葉真司)
 2. 「技術で勝る日本がなぜ事業で負けるのか―商品形態、事業業態、産業生態の次世代モデルが勝負を決   める」(一橋大学大学院 MBA客員教授 NPO法人 産学連携推進機構 妹尾堅一郎 理事長)

8.申込先 別紙の参加申込書(Word( DOC: 1.8MB)|PDF( PDF: 205KB))に必要事項をご記入の上、下記までファックスまたはメールにてお申込み下さい。
  (注:http://www.jbic.go.jp/ja/event/2011/1108-01/index.html
   から申し込みお願いします。
9.参加申込締切 2011年12月2日(金曜日)
※なお、会場の収容人数の関係上お断りすることもございます。

-----------------------------

 当日は、調査結果を分析した資料がもらえます。

 また、「技術で勝る日本がなぜ事業で負けるのか-商品形態、事業業態、産業生態の次世代モデルが勝負を決める」(一橋大学大学院 MBA客員教授 NPO法人 産学連携推進機構 妹尾堅一郎 理事長)という内容の講演は面白そうです。

 お時間のある方は、早めに申し込みされることをお奨めします。


<関連サイト>

わが国製造業企業の海外事業展開 海外投資セミナー(12月8日開催)(JBICのウェブサイト)
・・お問い合わせ、申し込みは、こちらのサイトから直接お願いします

わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告 2011年度海外直接投資アンケート調査結果(第23回)(2011年12月2日)




Clip to Evernote 



ケン・マネジメントのウェブサイトは
 http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は ken@kensatoken.com  にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。   

2011年9月29日木曜日

「タイビジネスミッション 2011年11月」 (BOI:タイ投資委員会主催)のご案内


 「タイビジネスミッション 2011年11月」 (タイ投資委員会主催)が実施されます。

 今回の現地視察ミッションは、BOI大阪事務所が主催ですが、成田空港からも名古屋空港からも参加可能ですのでご安心ください。

 BOI とは Board Of Investment の略称で、直接投資にかんする許認可を付与するタイ王国の政府機関です。

 タイ王国に進出をご検討の方は、まずはこのミッションに参加されることを強くお奨めします。以下に、概要をそのまま転記しておきます。


◇◇---------------------------◇◇
「タイビジネスミッション 2011年11月」(タイ投資委員会主催)の
ご案内

◇◇---------------------------◇◇

 今年12月5日に国王陛下は84歳のお誕生日をお迎えになります。このおめでたい年をお祝いするためタイ投資委員会(BOI)はBOI FAIR 2011を開催することになりました。
 この博覧会ではタイのトップ企業や国際的な大企業はじめ各産業から多くの企業が出展して最新技術を紹介します。また、環境にやさしい製造技術は産業全体の更なる発展を後押しするためにも特に重点的に取り上げられております。
 つきましては、BOI大阪事務所および東京事務所はBOI FAIR開催時期に合わせてバンコクでビジネスミッション(2011年11月14日-19日)を実施します。
 このミッションは、海外進出あるいは海外取引をご検討中の日本の投資家の皆様に取りましてはタイの産業の実力と可能性をご覧いただけるよい機会です。
 さらに、同会場ではBOIとタイの各業界が連携して皆様のニーズ(合弁先、委託先、部材調達先、市場開拓など)に合わせたローカル企業とのビジネスマッチングやBOI担当官による個別相談の場もご用意しております。
 その他、ミッションプログラムは、外国人による会社設立、労働法規、税務、BOI奨励による恩典、ビザ・就労許可申請に関するセミナーや既進出企業による体験談、ローカル企業工場見学、工業団地視察、Thai METALEX 2011展見学など充実した内容で構成されております。

日時:2011年11月14日-19日
場所:タイ、バンコク
主催:タイ投資委員会(BOI)


詳細は、添付PDFファイルをご覧ください。

お申込みはこちらです。
http://intranet.boi.go.th/osaka/index.php?id=BOI


皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◇◇---------------------------◇◇


 わたしがこのミッションへの参加を推奨する理由は、以下のとおりです。

 何といっても第1に、実際に進出するに際して各種の特典を付与する主体である BOI(タイ投資委員会)の主催であること。

 第2に、訪問先には現地進出日系企業が含まれており、自分でアポをとる必要がないこと。また、BOI をはじめとしてタイ王国の関連政府機関への訪問が組み込まれていること。

 第3に、宿泊先が高級ホテルであるにのかかわらず、政府機関の主催であるので、往復の航空運賃を含めた参加費が格安なこと。

 第4に、バンコク市内と郊外の工業団地とのあいだの移動(・・けっこう距離はあります)がすべて大型バスになるので、自分で交通機関を手配する必要がないこと。

 第5に、出発の空港から BOI の日本人スタッフも同行するので、コトバの問題含めて心配いらないこと。


 とくに、海外進出がはじめての方にはうってつけのミッションであるといっていいでしょう。





Clip to Evernote 


注意! 大洪水の影響で「BOI FAIR 2011」が来年1月に延期されたことにともない、ビジネスミッションも延期の見通しのようです。最新情報の入手次第またお知らせいたします(2011年10月20日)


             


          

2011年7月27日水曜日

「サービス産業アジア進出支援セミナー-アジア市場はこう狙え!タイ・ベトナムの先行事例から学ぶ-」 (JETRO)が、2011年8月25日(東京)開催(入場無料)


 2011年8月25日(木)に「サービス産業アジア進出支援セミナー-アジア市場はこう狙え!タイ・ベトナムの先行事例から学ぶ-」(JETRO)が開催されます。入場無料です。

 東南アジア、とくにタイやベトナムに現地進出を考えておられるサービス産業の方は、ぜひ最新の「現地進出」や「現地経営」について知る機会として活用されることを推奨いたします。

 上掲の写真は、タイ王国バンコクの ISETAN(伊勢丹)内の和食チェーン大戸屋。今回のセミナーでは、タイに進出した大戸屋の事例が紹介されます。

 以下に、JETRO によるセミナーの紹介文を転載いたします。


◇◇--------------------------◇◇
「サービス産業アジア進出支援セミナー-アジア市場はこう狙え!タイ・ベトナムの先行事例から学ぶ-」
◇◇--------------------------◇◇

 世界経済におけるサービス産業の重要性が高まりつつある中、アジア地域のサービス支出も1998年から2008年までの10年間で約1.6倍に増え、今後一層の増加が予想されています(経済産業省発行「通商白書2010」より)。
 中でもASEAN各国においての経済発展は目覚しいものがあり、小売業の近代化が加速し、欧米等先進諸国に本拠を有する企業が数多く進出しています。

 本セミナーでは拡大するアジア新興市場の「外食・流通・小売」等のサービス産業の進出状況を概観すると同時に、タイ、ベトナムに進出している日系企業の方をお招きし、進出の経緯や現地での取り組みや今後の事業展開をご紹介いただきます。

 是非、この機会にご参加ください。

日時
<大阪会場>
2011年8月24日(水曜) 15時00分~17時45分
<東京会場>
2011年8月25日(木曜) 15時00分~17時45分


場所
<大阪会場>
ヒルトン大阪 4階「金の間」(大阪府大阪市北区梅田1-8-8)
<東京会場>
ジェトロ(東京本部) 5階 ABCD会議室(港区赤坂1-12-32 アーク森ビル)


プログラム(両会場共通)
15:00~15:25 「サービス産業の海外進出の現状」
 ジェトロ進出企業支援・知的財産部 サービス産業支援課長 北川 浩伸
15:25~16:25 「タイでの進出企業実例」
 株式会社大戸屋 常務取締役経営企画部長 濵田 寛明氏
 株式会社大戸屋 取締役海外事業本部長 高田 知典氏
16:25~16:35 (休憩)
16:35~17:35 「ベトナムでの進出企業実例」
 ミニストップ株式会社 常務取締役事業戦略本部長 前田 昭彦氏
17:35~17:45 ジェトロサービス産業(流通・小売・外食等)海外進出支援ミッション(バンコク・ホーチミン)のご案内、閉会

※都合により内容は変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

主催: ジェトロ
参加費(両会場共通): 無料
定員: 各会場100名程度 ※定員になり次第、締め切ります。
お申し込み方法
http://www.jetro.go.jp/events/seminar/20110713176-eventを参照
お申し込み締め切り(両会場共通):2011年8月19日(金)
-----------------------------



<関連サイト>

サービス産業アジア進出支援セミナー-アジア市場はこう狙え!タイ・ベトナムの先行事例から学ぶ-(JETRO イベント情報 セミナー・講演会)

JETRO Global Eye 世界は今
・・VODでみる世界経済トピックス オフィシャル・チャンネル)

“アジアの舌”を攻略せよ(NHK クローズアップ現代) 
・・6月20日)放送。なぜタイのバンコクでは成功し、中国では失敗するのか、日本の外食産業の現地進出の最新事情。動画でタイのバンコクに進出したカレーのチェーン店 COCO壱 の事例をみることができる。

大戸屋、アジア展開加速:流通セントラルと FC契約(NNA 2011年7月29日)


<ブログ内関連記事>

なぜ「経営現地化」が必要か?-欧米の多国籍企業の歴史に学ぶ




Clip to Evernote