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2018年4月8日日曜日

「覆面リサーチ ボス潜入」(NHK・BSプレミアム)-経営トップはいかにして「現場」に体現された知恵を吸い上げることができるのか?


「覆面リサーチ ボス潜入」(NHK・BSプレミアム)という番組を始めて視聴した。土曜日の18:30からの1時間番組。

企業経営者が、別人になりすまして自社のさまざまな「現場」に潜入して、「現場」で頑張っている従業員たちのリアルを体験するというのが番組のコンセプト。いってみればドッキリものだ。 

経営者をゲストに招いた番組は「カンブリア宮殿」など多々あるが、こういうコンセプトの番組があるとはまったく知らなかった。こういう番組こそ見るべき番組だと実感。 

改善策の答えは、すべて「現場」にある。だが、経営トップと「現場」の距離は近くない。偉くなればなるほど「現場」から物理的にも意識的にも遠ざかり「現場」感覚を失ってしまう。

その結果、経営者の考える経営施策と従業員の考える改善策とのあいだにズレが生じて、いい結果がでてこないということになる。 

経営トップは、「現場」のことをわかっているつもりで、じつはわかっていない。さらにいえば、そのことに不感症になってしまっていうという恐ろしさも・・・・ 

今夜(2018年4月8日)の番組は防虫剤のエステーだったが(再放送)、1時間が短く感じられる好内容の番組だった。経営トップはいかにして「現場」に体現された知恵を吸い上げることができるのか?という問題意識をもって視聴すれば、得るところがきわめて多い番組。 

この番組は、今後もぜひ見なければ!


<関連サイト>

"現場の苦労"を大物社長にたたき込む方法『ボス潜入』が深い感動を呼ぶワケ(プレジデント・オンライン、2018年3月31日)

Undercover Boss (英国オリジナルのフォーマット)
http://www.channel4.com/programmes/undercover-boss/episode-guide/series-1


<ブログ内関連記事>

「非常時」には「現場」に権限委譲を!-「日本復興」のカギは「現場」にある

書評 『CoCo壱番屋 答えはすべてお客様の声にあり』(宗次徳二、日経ビジネス人文庫、2010 単行本初版1995に改題加筆)-お客様のクレーム情報を読み込んで得た数々の知恵が「生きた教科書」として結実

書評 『空港 25時間』(鎌田 慧、講談社文庫、2010 単行本初版 1996)-「現場」で働くナマの人間の声で語られた「仕事」=「人生」

書評 『星野リゾートの事件簿-なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?-』(中沢康彦、日経トップリーダー編、日経BP社、2009)-「現場」がみずから考え実行する組織はどうやったらつくれるのか

書評 『マクドナルドで学んだすごいアルバイト育成術』(鴨頭嘉人、新潮文庫、2015)-「仕事をつうじて成長する」、ということ




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2018年4月7日土曜日

書評 『禁断の説得術 応酬話法-「ノー」と言わせないテクニック-』(村西とおる、祥伝社新書、2018)-セールステクニックの紹介を超えた人生の書


ふだんビジネス書はほとんど読まくなっているのだが、この本は読みたいと思ってすぐに購入し、実際に読んでみたら、予想以上に面白かったので紹介しておきたい。

『禁断の説得術 応酬話法-「ノー」と言わせないテクニック-』(村西とおる、祥伝社新書、2018)というのがそのタイトルと著者だ。 https://amzn.to/2GjvLC8

村西とおるという人物については、1980年代後半のバブル時代に生きた男性諸氏なら知らない人はいないだろうから、あえてここでは説明しないが、そんな村西とおる氏が「昔の名前で出ています」といった感じで最近復活を遂げている。

事業の失敗でつくった借金がなんと50億円! そんな多額の借金ゆえに生死の崖っぷちに立ちながらも、なんとか完済。しかも、不治の病から生還しての復活だ。 その窮地を救ってきたのが「応酬話法」販売相手のお客様から投げかけられた疑問・質問・反論に対応するため、米国のセールスの世界でパタン化されたセールステクニックの話法のことだ。

村西とおる氏のこの本は、そんな「応酬話法」というテクニックの解説もされているのだが、高校卒業後に福島から上京してからの人生で実際に使用して成功してきた「応酬話法」が、数多くの実例をもって語られる。きわめて具体的なものなので、あまりにも説得力がありすぎる。読んでいて光景が目に浮かぶような気さえして、楽しみながら読んでしまう。

この本は、言ってみれば村西とおる氏の70歳(・・もうそんな歳なのだな)の七転び八起きの起き上がりこぼし的な人生の、問わず語りのような内容でもある。 活躍してきた分野がAVという世間的にはいかがわしいとされるものだとしても、事業家としてリスペクトしないわけにはいかないだろう。もちろん、成功もあれば失敗もある。その最たる例が、時代に先駆けすぎて失敗して結果の50億円の借金だ。

この本は、ビジネス書の域を超えた人生の書になっているといってもいい。面白くてためになる本としておすすめしたい。





<ブログ内関連記事>

書評 『思いが伝わる、心が動くスピーチの教科書-感動をつくる7つのプロセス-』(佐々木繁範、ダイヤモンド社、2012)-よいスピーチは事前の準備がカギ!
・・著者の処女作

『伝え方が9割』(佐々木圭一、ダイヤモンド社、2013)-コトバのチカラだけで人を動かすには

書評 『小泉進次郎の話す力』(佐藤綾子、幻冬舎、2010)-トップに立つ人、人前でしゃべる必要のある人は必読。聞く人をその気にさせる技術とは?

どんな話であれ「自分」を全面的に出したほうが、人はその話に耳を傾けるものだ ・・SUCCESS の法則というプレゼンの基本について。話の中身は自分を全面的に出す。これに話すテクニックが加われば、鬼に金棒だろう。私も日々精進の毎日である。

「人生に成功したければ、言葉を勉強したまえ」 (片岡義男)

書評 『言葉でたたかう技術-日本的美質と雄弁力-』(加藤恭子、文藝春秋社、2010)-自らの豊富な滞米体験をもとに説くアリストテレス流「雄弁術」のすすめ
・・「言論による説得には三つの種類がある。第一は語り手の性格に依存し、第二は聞き手の心をうごかすことに、第三は証明または証明らしくみせる言論そのものに依存する」(アリストテレス、池田美恵訳)




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2018年2月14日水曜日

「冬季限定」という売り方はロングセラーの条件!?-ロッテの洋酒入りチョコレート


洋酒入りのチョコレートは「冬季限定」の楽しみだ。定番はラムレーズン入りの「ラミー」(Rummy)。これが大好き。もう食べ始めて何年になることか。

こないだ初めて店頭でみたのが黄色のパッケージのカルヴァドス入り。カルヴァドスは、リンゴのブランデー。味はまあ、ブランデーですね、ちょっと甘めだが・・・。

それにしても「冬季限定」という売り方はうまいねえといつも感心する。冬が始まる前に店頭に出現し、冬が終わると店頭から消えるこのパッケージを店頭で見ると「買わなきゃ!」という気持ちにさせられるからね。

毎年、毎年おなじことの繰り返しとはいえ、これがロングセラー商品の秘密かも。

子どもの頃、ウイスキーボンボンが「禁断のお菓子」(?)だった。そういう記憶をもっているからかもしれないが、洋酒入りチョコが好きだ。






<ブログ内関連記事>

書評 『ターゲット-ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?-』(ジェローム・シュシャン、高橋書店、2016)-日本との出会い、弓道からの学びをビジネスに活かしてきたフランス人社長が語る

バレンタイン・デーに本の贈り物 『大正十五年のバレンタイン-日本でチョコレートをつくった V.F.モロゾフ物語-』(川又一英、PHP、1984)

書評 『ゲームのルールを変えろ-ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営-』(高岡浩三、ダイヤモンド社、2013)-スイスを代表するグローバル企業ネスレを日本法人という「窓」から見た骨太の経営書




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