2010年9月29日水曜日
書評 『ギリシャ危機の真実-ルポ「破綻」国家を行く-』(藤原章生、毎日新聞社、2010)
■新聞記者が足で稼いで書いた 「ギリシアからみたギリシア危機」レポート■
特派員としてローマに駐在する毎日新聞社の記者が、足で稼いで書いた 「ギリシアからみたギリシア危機」レポートである。日々のマスコミ報道では知りようのない「ギリシアのいま」を伝えてくれるものだ。
「ユーロ危機」の引き金となった「ギリシア財政危機」。一時期に比べたら「日本はギリシアになっていいのか!」というトンチンカンな叫びは沈静化したが、そもそも日本とギリシアはいっけん似たような地政学的ポジションにはあるものの、全く異なる歴史と文化をもつ国と国民であることが本書では確認される・・・
(つづきは、http://e-satoken.blogspot.com/2010/09/2010_29.html にて)