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2012年9月11日火曜日

最悪の事態を「想定」する-人もまた「リスク要因」であることを「想定内」にしておかねばならない!



本日は、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故という日本にとっての未曾有の大災害から一年半になります。

そしてまたアメリカにとっての未曾有の大災害であった Nine Eleven (9-11テロ)からまる11年。

時が過ぎるのが早いとともに、このふたつの未曾有の大災害の犠牲者の鎮魂を祈るばかりです。

生きているわたしたちにとっての課題は、「想定外」という三文字を禁句にすることも、その一つでありましょう。

「最悪の事態を想定」する。英語でいえば to anticipate the worst というフレーズになりますが、比較的よく耳にするものです。

企業経営でいえば、「最悪の事態を想定」することが必要なのは、なんといっても人にかかわる問題でしょう。

わたしはビジネスキャリアの最初から組織人事を専門にやってきましたが、リスクマネジメントの専門家から聞いた一言がつよく印象に残っております。たしか、こんなものでした。

「人は最大のプラス要因あると同時に、最大のリスク要因でもある」

俗に経営資源を分解して「ヒト・モノ・カネ」といいますが、もっとも重要なのがなんといってもヒト。モノやカネをつかって価値をつくりだすのがヒトだからです。

しかし、同時にヒトはリスク要因でもある。

これは、生身の人間とアニメのキャラクターを比較してみればわかりますね。アニメのキャラはスキャンダルを起こすことがないので安心してつかえますが、生身の人間はなにをしだすかわからない(笑)

だから、人間はやめてアニメキャラやロボットに変えてしまえなどと無茶な主張をするわけではありません。なんといっても生身の人間です!

しかし、何ごともメリットがあればデメリットがあるもの。オモテとウラのあるコインと同じですね。

人は尊重するのは当然でありますが、同時に人間は誘惑に弱い存在ですから、悪しき誘惑に負けないような指導も行う必要がある。

できれば、採用の時点で問題になりそうな人は入社させないように、採用担当者が「眼力」をもつ必要があるのですね。もちろん経営者自身についても、いうまでもありません。

社会保険労務士の花村俊宏さん(名古屋在住)が執筆された小冊子 『採用コンサルタントが教えない「失敗しない採用の裏技」』を読んで、リスクマネジメントの専門家のコトバを思い出しました。

花村俊宏さんは、「社長の参謀。元警察官の社会保険労務士。ウイルス社員を見極めるプロファイリングの達人」。ひとつひとつのキーワードが組織人事やってきた人間に刺さります。

「ヒトの問題」というものは、ほんとうに対処するのがむずかしい。カネやモノよりもはるかにむずかしい。

しかし、そんな「ヒトの問題」も「想定内」にしておくことが、リスクマネジメントの観点からいって、絶対に必要です。福島原発事故も「9-11」のテロリストも、みなヒトにかかわる問題なのです。前者は不作為で、後者は悪しき思想に染まった善人の問題として。

経営者の方には、ぜひこの小冊子 『採用コンサルタントが教えない「失敗しない採用の裏技」』 に目をとおすことをお奨めします。

「最悪の事態」は、つねに「想定内」にいれておくことが大事なのです。

Anticipate the worst !!!


<関連サイト>

小冊子 『採用コンサルタントが教えない「失敗しない採用の裏技」』は、こちらから注文可能です。 http://www.roumukaiketsu.jp/category/1478199.html


<ブログ内関連記事>

書評 『未曾有と想定外-東日本大震災に学ぶ-』 (畑村洋太郎、講談社現代新書、2011)

「ブルータス、お前もか!」-立派な「クレド」もきちんと実践されなければ「ブランド毀損」(きそん)につながる

「ゆでガエル症候群」-組織内部にどっぷりと浸かっていると外が見えなくなるだけでなく、そのこと自体にすら気が付かなくなる(!)というホラーストーリー





(2012年7月3日発売の拙著です)






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