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2012年12月5日水曜日

書評 『君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?-日本人が世界で生き残るためのたった1つの方法-』(田村耕太郎、中経出版、2012)-若者に読ませて、若者をけしかけよう!


意欲ある元気な若い人たちにはぜひ読んで欲しい自己啓発書です。

「日本人が世界で生き残るためのたった1つの方法」というのは、出版社がつけた副題でしょうが、この本の趣旨はわたしは全面的に賛成です。

最大のメッセージは、「最悪の事態を想定して準備を怠らな」ければ、ポジティブに生きていくことができる。そのためには・・・・です。「・・・・」に書かれていることが本書の内容です。

「最悪の事態」についてはここでは繰り返しませんが、日本人がもっともクチにするのを回避しがちなものだといっていいでしょう。言霊(コトダマ)の悪しき側面がでてしまうからです。

しかし、「最悪の事態」を想定し、すべてを「想定内」にしておくことは危機管理の基本中の基本。「3-11」後に起こった原発事故で、いやというほど感じることになったものではありませんか。

内容は基本的に、拙著 『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』と内容はオーバーラップするものが多いと思いますが、もちろん語り口はかなり異なります。

それが、著者の個性というものであり、生きてきた世界とこれまでの軌跡の違いというものでしょう。世の中を変えるために政治家になったものの、日本の旧態依然とした政治の世界ではそれが難しいことを体感し、ご存じのとおり、その後はひたすら世界を相手に生きてきたわけですね。

田村耕太郎氏はストレートに「教養を身につけろ」と言い切っているのは、わたしから見ればうらやましい限りです。

敷居を下げるため、拙著では 「雑学」という表現にしましたが、趣旨は同じであるといっていいでしょう。大学学部で歴史学を専攻したわたしは、ほんとうは「教養」と言いたかったのですが。

これから何が起こるかわからない、まさに激動の世の中の渦中にある若い世代には、わたしも専門以外の「教養」(=リベラルアーツ、雑学)を貪欲に身につけようといいたいのです。

専門知識だけでは、自分のアタマで骨太に思考することができないからです。自分のアタマで考えることができなければ、自分で主体的に行動することもできません。

すでに若者でない人も、他人事だとは思わないでほしいものです。ぜひ若者に読ませて、若者をけしかけてください。

ただし、その若者の反応は保証できかねますが、じつは意欲ある元気な若者はあなたのすぐそばにいるかもしれないのですよ。





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書評 『未曾有と想定外-東日本大震災に学ぶ-』 (畑村洋太郎、講談社現代新書、2011)

書評 『官邸から見た原発事故の真実-これから始まる真の危機-』(田坂広志、光文社新書、2012)-「危機管理」(クライシス・マネジメント)の教科書・事例編

M.B.A.(経営学修士)は「打ち出の小槌」でも「魔法の杖」でもない。そのココロは?




(2012年7月3日発売の拙著です)





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