本日(2011年10月14日)付けの『日経産業新聞』に、弊社ケン・マネジメントの広告が掲載されました。タイトルは「企業変革支援 国際化も視野にマネジメント」。
画像が小さくて見にくいかもしれませんので、紹介文を採録しておきます。紙面のコピーはこちらからも見ることができます。
ケン・マネジメントは、最も重要な経営資源である「ヒト」を重視し、個人個人に意識変革を促し、もてる能力を「引き出す」コンサルティングで、中堅中小企業の企業変革を支援している。コンサルファーム出身だが、日本とタイ王国での中小企業の経営体験をもとに、ハウツーを越えた実践的なアドバイスを展開。とくに東南アジアで国際展開する志向をもつ中堅中小企業の経営を全面的にバックアップしている。代表の佐藤けんいち氏は、机上の空論を提示するコンサルタントではなく、中小企業経営の世界にドップリと浸かった日々を過ごした実践派。コンサルティングを受ける側の立場も十分に理解しており、「顧客中心」の基本原則と公立中正な立場から、経営者にとって頼りになる経営参謀となってくれるだろう。
なんといっても、ヒトがもっとも大事な財産です。
日本の経営の世界では、ヒト・モノ・カネ、それに情報をくわえて「経営資源」と呼んでいますが、わたしはこの順番がきわめて大きな意味をもっていると考えています。
とくにヒト・モノ・カネという順番が重要です。ヒト・モノ・カネは、「経営情報」として並列されていますが、じつはヒトは、ヒト以外の「経営資源」とはまったく意味が異なります。
ヒトがヒトを使い、ヒトがモノ(あるいはサービス)をつくり、そしてまた同じくヒトである顧客に販売し、ヒトがカネを集めて事業の成果としての利益を得るわけですね。情報もまたヒトがそれを意味あるものとして受け止めるといはじめて意味をもつのであって、情報自体が意味をもつわけではありません。情報のなかには、知識や知恵もふくめていいでしょう。
つまりヒトは、モノ(あるいはサービス)とカネを使うともに、組織内のヒトを使い、組織外のステークホールダーであるヒトとかかわる存在なのです。
ですから、何よりもまずヒトを重視しなければならない理由はきわめて明らかですね。
企業もまた、ヒトが集まってつくった組織であり、あくまでも「ヒトの、ヒトによる、ヒトのための」存在でなければなりません。カネは組織の血液といった比喩的表現がされることも多いですが、ヒトがカネに振り回されるのは本末転倒です。
カネに一人歩きさせてはいけませんね。あくまでもヒトが価値をつくりだし、おカネや商品を取り扱うのですから。
このような考えのもと、ヒトに焦点をあわせた企業変革のお手伝いをさせていただいている次第です。
また、国内市場の縮小にともなって、生き残りのためには海外展開も視野に入れている経営者の方々も多いと思います。
わたしは、海外展開は新規事業ととらえています。しかも、とりわけむずかしい新規事業である、と。なぜなら、おなじ業種業態での海外進出であっても、国境を越えるとさまざまな問題が山のように発生してくるからです。法制度や租税制度の違い、文化の違いなど、きわめて多くの違いがあるのです。
そしてまた海外展開は、国内の本社にも大きな影響を逆に及ぼしてくることになります。とりわけヒトの問題がきわめて大きなものがあります。個人の処遇や組織運営にかんしても。ひいては組織変革、企業変革にまで踏み込むこともまた必要となるのです。
いずれにせよ、カギを握っているのはヒト。この点を最重視して取り組むことが重要なことは、国内であれ海外であれ同じなのです。
なにかありましたら遠慮なくご相談ください。詳細な企業情報はウェブサイトをご覧ただけると幸いです。
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2011年10月14日付けの『日経産業新聞』紙面のコピーはこちら
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