2011年3月28日月曜日
本日(2011年3月28日)は、1979年の「スリーマイル島原発事故」から22年-「想定外」をなくすのがリーダーの務め
本日(2011年3月28日)は、スリーマイル島の 「原発事故」(1979年)から22年。
「レベル5」クラスの大事故が起こる直前、たった12日前に米国で封切られたのが、ジェーン・フォンダとカーク・ダグラス主演の『チャイナ・シンドローム』。
映画じたいは、炉心溶融(メルトダウン)によって、地球の反対側まで影響が及ぶという、荒唐無稽な内容も含まれていますが、図らずも予言が実現してしまったことになります。
「原発事故」にかんして当局の関係者は、「想定外」、「想定外」と連呼していますが、これほど聞き苦しい、無責任なコトバもほかにありません。
リーダーたるものは、自分には限界があることを意識して、アンテナを広く張り、対話をつうじて、メンバーや関係先からは意見を吸い上げ、「想定外」を一つでもつぶしていく努力が不可欠です。
「想定外」は、なければないほどいいほどいいのです。
すべてを「想定内」にする努力こそが必要なのです。
以前ここに書いた、「ヒヤリ・ハットの法則」も忘れずに!
<関連サイト>
The China Syndrome (1979) HD trailer
・・ナレーションで「原発事故」が「人災」にほかならないことを語っています
<ブログ内関連記事>
「ハインリッヒの法則」 は 「ヒヤリ・ハットの法則」 (きょうのコトバ)
地震、津波、原発事故、そして財政危機。「最悪の事態」を想定しなければならない状態になっているが・・・
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