NHK・ETVで今度は、「スタンフォード白熱教室」。
ハーバード大学が米国の東海岸の私立大学を代表する存在であるならば、スタンフォード大学は西海岸を代表する存在。まさに、シリコンバレーのど真ん中にある、広大ですばらしいキャンパスが自慢の大学です。
5月1日(日)午後6時から、 「ブレーンストーミングで可能性を探る」が報道されます。内容は、ティナ・シーリグ教授の「起業家育成コースの集中講座」(Stanford Technology Ventures Program)。まさに、シリコンバレーのテクノロジー・ベンチャーのゆりかごであるスタンフォードらしい授業ですね。
第1回は、「ブレーンストーミングで可能性を探れ!」。公式サイトの説明は以下のとおりです。
常識的な考え方を乗り越えるためのブレーンストーミングのやり方を学びます。
ブレーンストーミングには絶対的なルールがあります。決して「それはダメだ」と言わないことです。
キーワードは、「付け加えさせて」。誰かのアイデアを否定することなく、それに付け加えていくことで、ブレーンストーミングは思わぬ化学反応を起こし、斬新なアイデアが飛び出してきます。そして、日常そういうマインドでいるためにはどのようにすればよいかを考えていきます。
アメリカ流のブレーンストーミングのやり方の極意。
キーワードは、「付け加えさせて」とありますが、日常生活ではどうしても使ってしまいがちな「Yes, But」ではなく、「Yes, And」と、クチにする習慣をつけること! これは非常に貴重な教えです。
また、アイデアの整理法としてマインドマップなどの技法も紹介されていましたが、あくまでもツールはあくまでも参考であって、自分なりの方法で行うことの重要性が強調されていました。
ブレーンストーミングのファンクション(機能)は、あくまでも斬新なアイデアを生み出すこと。とかく技法の習得にこだわって本質を見失いがちな日本人にとっては、耳を傾けるべき見解ですね。
放送予定は以下のとおりです。
5月1日(日)第1回「ブレーンストーミングで可能性を探れ!」
5月8日(日)第2回「名札をめぐる冒険」
5月15日(日)第3回「最悪の家族旅行を考える」
5月22日(日)第4回「6つの考える帽子」
5月29日(日)第5回「プレゼンはアートだ」
6月5日(日)第6回「パズルのピースが足りないとき」
6月12日(日)第7回「真っ赤なウソを見破る」
6月19日(日)第8回「新しいコーヒー体験」
毎週日曜日の午後6時が楽しみですね!
<関連サイト>
「スタンフォード白熱教室」番組概要(NHK)
自分で自分を社長にする(Tina Seelig:ティナ・シーリグ)(YouTube 映像)
Tweet