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2011年5月5日木曜日

NHKのアニメ 『もしドラ』 の第8回放送(5月4日)のおさらい-セルフマネジメントと個人と組織の問題


 昨夜、NHKのアニメ「もしドラ」の第8回放送みましたか?

 さて、昨日(5月4日)の放送は、「みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた」というタイトル。

 いよいよ準決勝。「マネジメント」をテーマにしたドラマよりも、青春ドラマとしての色彩のほうが濃くなってきました。ついついメモを取る手を休めて見入ってしまいますが、重要なテーマがいくつか提示されていますので、書き留めておきましょう。
 
 まずは個人レベルのセルフマネジメントについて。日課の重要性。練習後の自主トレを日課にしている星出君の話。

 自主トレが「生活習慣」となると、歯磨きをしないと気持ち悪いのと同様に、自主トレを一日でも休むと気持ち悪くなってくるものですね。

 そして、試合に臨んで自覚する自らの使命(ミッション)、あるいは存在意義(レゾンデートル)。自分は何のために野球をやってきたのか、ここで逃げたら一生後悔するという意識。あえてキャプテンの座を返上して、一選手に徹してきた意味を再確認し、勝負の場に臨みます。

 失敗することの意味。ショートを守っている選手の話。

 「過つは人の性」ではありませんが、エラーをすることじたいは人間である以上、完全にゼロにすることは不可能です。失敗を怖れていては前に進まない。しかし同じ失敗を二回したのでは進歩も成長もない

 すでに起こったことは、事実として受け止めなくてはならないわけですね。その上でどういう行動をとるかが大事です。過去から教訓を得ることは重要ですが、つねに現在と未来をみて行動していかないといけませんね。

 ここまでは個人の問題でした。

 組織として考えなければならないのは、失敗した個人の処遇、個人の失敗経験を、どう組織として捉えるかというテーマです。
 
 昨日の放送のなかでは、エラーを続けた精神力の弱い選手を使い続けるかどうかという、二者択一の選択問題でした。

 このテーマについて、野球部のマネージャーのミーティングで議論が行われます。一通り意見をいわせたあと、監督は多数決の結果ではなく、みなみの意見を取り入れて、決勝戦にもその選手を使うことを決断します。

 なぜ監督はこの決断を下したのでしょうか? 果たしてこの意志決定は正しかったのでしょうか?

 「マネジメントのあるべき姿」とは、いったいどんなものなのでしょうか?

 少なくとも、人的資源が限られているベンチャーや中小企業においては、多少の失敗には目をつむってっても使い続けることになるでしょう。その選択しかないというのが、わたしの経験上の見解です。

 ただし条件があります。組織のバリュー(価値観)に反した行動をとって失敗したのではないこと。たとえすぐれたパフォーマンスを出せる人であっても、チームの和を乱したり、行動原則に反した行動をとる人間には、辞めてやめてもらうことすらあります。

 もちろん、置かれている状況によって、異なる結論がでることもあるでしょう。たとえ使い続けるという決断をしても、当の本人が期待に応えられずに、さらなる挫折を深めてしまうかもしれません。

 これは、けっして簡単に確定した答えのでることのない、永遠に考え続けるべき問題ですね。

 みなさんも、監督の立場になったつもりで、「マネジメントのあるべき姿」について、いろいろ考えてみましょう。

 次回(5月5日)の放送は、「みなみは大切なものをなくした」というタイトルです。

 ドラマもいよいよクライマックスに近づいてきました。今夜の第9回放送が楽しみですね。






<関連サイト>

『もしドラ』(NHKアニメワールド)


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