2011年4月1日金曜日
機会均等(きょうのコトバ)-「男女雇用機会均等法」施行から25年
本日は、1986年4月1日に 「男女雇用機会均等法」(通称 均等法)が施行されてから 25年になります。
なんと、もう四半世紀(!)がたちました。「均等法」が成立した年に社会人になり、「組織人事」からキャリアをスタートした私には、じつに感慨深いものがあります。
とくに「雇用における機会均等」は、「教育における機会均等」とならんで重要ですね。
スタートラインの時点で差別することなく、きちんとチャンスを保証すれば、あとは本人の努力と運次第。そういう基本的な哲学が、 「機会均等」(equal opportunity)というコトバの背景にあるわけです。
「男女雇用機会均等法」は、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律」が正式名称ですが、1999年4月1日の改正により、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止となりました。
すでに「雇用における機会均等」はあたりまえのことですが、25年前はまだまだこの法律に反対する人たちが多くいたということを知ってほしいと思います。
あらためて法律制定の意味について考える機会となれば幸いです。
<関連サイト>
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(法務省 法令データ提供システム フレーム版)
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律施行規則(昭和六十一年一月二十七日労働省令第二号)(法務省)
P.S. ご挨拶
ケン・マネジメント設立から本日で満1年になります。
今後もよろしくお願いいたします。
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